平成27年9月8日公式ウェブサイト開設!

青木繁旧居について

 青木繁旧居は、青木繁が多感な少年時代を過ごし、類稀な芸術の才能を育んだふるさとの家であり、かけがえのない市民の財産として復元整備したものです。当時の建物は、明治時代中頃の建物と推定され、青木繁は芸術の道を志して上京する17歳までをこの家で過ごしました。
 青木繁旧居は、久留米市にとっても貴重な文化的財産であり、久留米市が誇る大切な地域資源です。

~旧居整備の沿革~

 青木繁旧居は、木造ながら永い間の風雪に耐え、民間所有の住居として残っていましたが、老朽化の進行はとどめようがありませんでした。
 そこで、かけがえのない財産を地域に残そうと、地元市民有志が立ち上がり「青木繁旧居保存会」が発足。街頭募金やキャンペーンなどの活発な活動を行い、これに賛同した多くの市民や団体、企業などからたくさんの支援をいただき、これが旧居保存の原動力となりました。
 建物を保存に耐えうるものにするため、残されていた建物を一旦解体して、全面的な復元整備を行い、平成15年3月15日に開館しました。新材を使用し、構造補強の処置も施していますが、床の間や広縁、階段、雨戸の反転金具、手水鉢等はもとのままのものを使用しています。


~旧居の概要~

 建物は、木造2階建、延床面積110.6平方メートル。粘土瓦に漆喰壁の建物からは、青木繁が生きた明治時代の雰囲気や落ち着いた趣を感じます。
 内部には、青木繁に関する写真パネルや解説パネル、青木繁作品の複製画などを展示しています。
 その他にも、図書資料やDVDなども自由にご覧いただくことが出来ます。
 また、旧居は、「青木繁旧居保存会」のボランティア活動を基本とした管理により運営されています。


久留米市長(中心)と保存会メンバー

「海の幸」誕生の家 小谷家住宅(千葉県館山市) 

~ ノーベル賞・大村智先生と青木繁のつながり ~



 明治37年(1904年)東京美術学校(現:東京芸術大学)を卒業した青木繁は、坂本繁二郎、福田たね、森田恒友と4人で、7月中旬より1カ月半余り、房州布良(めら)(現:千葉県館山市布良)に滞在する。

 その時生まれたのが、日本の西洋画で重要文化財第1号となった青木繁の代表作「海の幸」であり、その時、4人の若者を宿泊させ、お世話いただいたのが小谷家の皆様だった。

 そして、今、この青木繁が「海の幸」を描いた、小谷家の修復保存活動に取り組んでいる、NPO法人「青木繁『海の幸』会」の理事長が、2015年ノーベル医学生理学賞を授賞された、大村智 北里大学特別名誉教授である。

 以前より我々、青木繁旧居保存会は「海の幸」のご縁で、現・小谷家当主 小谷福哲氏や「青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会」のNPO法人安房文化遺産フォーラムとの交流があり、今回の大村先生ノーベル賞授賞が小谷家修復保存運動の追い風になればと大いに期待している。

青木繁旧居保存会 会長 荒木康博 




2015年10月 西日本新聞記事.pdf
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